聖夜ふたたび

スカルファンのみなさん、お元気ですか?
すっかりごぶさたしましたが、久しぶりの更新です。

今日はクリスマス・イヴ。
みなさんはどうお過ごしでしょうか?

大伴市の<血の聖夜>から一年、
隼人や霧子、芳雄たちはどうしているでしょうね。
おばちゃんの定食屋は、まだ営業しているかな??

あれからますます世界は氷のように冷え込んでいますが、
スカルマンは元気なようで、
この年末にスペインでDVDが出るようです。

ファンのみなさんも、良い2008年末を、
そして2009年を迎えられますよう・・・

2008/12/24 夜

森P拝

立木レポート(了)、アップしました

スカルファンのみなさま、しばらくごぶさたでした。

本夕、「立木レポート 4(了)」をアップしました。
「スカルマン」の結末の謎に迫る一文、
本編鑑賞の一助として、どうぞご覧ください。

東京でもここしばらく雪やみぞれがちらつく毎日・・・
大伴市も今ごろ雪でしょうか・・?

雪といえば、
十一夜の黒潮邸のシーンで、雪に凍る紅い「寒椿」の
鮮烈な映像を作ってくれた美術スタッフさんに、
(いまさらながらですが)感謝・・!

最終回について(3)

(続きです。ネタバレあり!!)


結末へのひとすじの希望とは・・・
エピローグで、間宮霧子が赤ん坊を抱いていること。
これが誰の子なのか・・? テレビ放送版ではちょっとわかりにくかったかも知れませんが、DVD版では、数多いリテイク修正の中のひとつとして、第十夜のテントのシーン(隼人と霧子が山中で野営し、隼人が去ったあと霧子が目覚める場面)が描き直されていますので、はっきりわかるかと思います。

その子の髪型が「サイボーグ009」の島村ジョーに似ているのは、言ってみれば、石ノ森ワールドへのちょっとしたオマージュであり、「スカルマン」という作品自体を「009」というすでに大きく確立している作品に直結させようというのが
当初からの構想の根本だったわけではありません。
「スカルマン」が訴えたかったテーマは、作品十三本の中に滲み出ていると思います。
そういえば・・・平成009の声優さんをサークスに起用したのも、演出陣による、良い意味での「遊び心」の一環だと思っていただければうれしいです。

隼人は手術の末に悲しくもスカール化してしまったけれども、いつかその子供が希望の使者となって、闘いを挑んでいくかもしれないよね・・・そんな話が、構成&シナリオ会議で出たのをよく覚えています。
「バッドエンドの中にも光あり。」
それは、「スカルマン」スタッフの気持ちの表れだと言っていいのではないでしょうか。

最終回について(2)

続きです。

(ネタバレあり、ご注意ください!!)


最終回、特にラストシーンについては、構成打ちあわせのごく初期段階から方向が決まっていました。
すなわち、ハッピーエンドではなく、1960-70年代の石ノ森コミックの多くがそうであるように、
社会や人類に対する懐疑観をにじませたバッドエンドにしたほうがいい・・・という感じでした。

そもそも、隼人がスカルマンになって、そののち、有名石ノ森キャラである「スカール」になる、
という大胆な発想は、出渕さん独自の奇抜なインスピレーションによるものです。
考えてみれば、「スカル(骸骨)」=『スカール」と、その一致性は本来一目瞭然のはずなのに、これまで誰もそこに気づく人はいなかったようです。
ジンさん(石森プロの小山P)も、「いやー、灯台もと暗しで、思いつきませんでしたよ」と、あとで苦笑していましたっけ。
巨大な敵(この場合は「黒き幻影」)に抗ったものの、それを打ち砕くことはできず、それどころか、大きなうねりに飲み込まれてしまう・・・というあまりにも悲しいラストは、まるでギリシア悲劇を見ているようです。
もりたけし監督も、この作品はバッドエンドのほうがいい、という最初からの意見でした。

とはいうものの、100%絶望では救いがなさすぎる、何かそこに一条の光を・・・という気持ちも、製作関係者一同にあったのは事実です。
そこである日、ひとつの小さな「救済策」が、考え出されました。

(この項、つづく)

最終回について(1)

スカルファンのみなさま、こんばんは。

早いもので、今月25日にはDVDの最終巻の7巻がリリースされます。
DVD制作作業もすべて終わってしまい、やっぱり寂しい限りですが、
この巻には、12夜「血の聖夜」と、13夜「黒い寓話」が収録されています。

その13夜(最終回)ですが、テレビ放送時にラストシーンが大きな話題となりました。
スカルマンはネタバレ関係があって、今まであまりラストがらみについてあえて書きませんでしたが、DVDのフィナーレを記念して、最終回の構想〜完成までのいきさつを、順を追って、書き記しておこうと思います。

(この項、つづく)

立木レポート(3)アップしました

スカルファンのみなさん、明けましておめでとうございます。

さて、新春早々ではありますが、お待ちかねの「立木レポート(3)」がさきほどアップされました。
おトソの合間に・・年賀状書きの筆休めに・・・立木探偵からの最新レポートをどうぞお楽しみ下さい。

本年もスカルマンを、どうぞよろしくお願いいたします!

来年もよろしくお願いいたします

スカルファンのみなさま、こんばんは。

今年もあと一日とちょっと。
早いもので、このスカルブログをスタートしてから、ちょうど一年がたちました。
その間、ご愛読くださったみなさま、ありがとうございました。 m(_ _)m

明けて1月にはDVD-7とCD-2の発売がありますが、
下旬からは、スカパー(CS)のフジテレビ721で
オンエアされることになりました。

まだまだ続くスカルマン。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!

スカルマンの音楽世界(2)

PV用テーマは、のちに鷺巣さんによって「序章」という曲名がつけられましたが、あの後半のフュージョン風味は、鷺巣さんのメールにも冒険とあったように、最近のアニメ音楽では異色といっていいと思います。

フュージョンは、それ以前にはジャズロックとか、クロスオーバーとか言われていたジャンルで、70年代後半から80年代に大ブームをおこしました。「スカルマン」は、1980年前後を舞台にしているので、時代設定的にもぴったりなわけです。
(その当時のアニメでは、大野雄二さんや羽田健太郎さんらのベテランが、フュージョン系のスコアを書いていましたっけ)

お気づきかとは思いますが、「スカルマン」という題材自体が、本来、ダークで重々しい感じ(ホラーSF風?)の音楽に偏ってもおかしくないのですが、本編やアルバムには、軽快で疾走感のある、明るめの曲もたくさん入っています。そのあたりは鷺巣さんの音楽的引き出しの豊富さであり、また、よくあるホラー調一辺倒にはしないという、当初からの音楽制作の指針が反映されてもいるところでもあるのでしょう。

異色といえば、3話の喫茶店のシーンにかかったシャンソン、「子供のころの夢」。
<私たちはみんな、子供のころの夢を忘れてしまう。そして今日もまた・・・>という意味の歌詞が心にしみる、まさに大人のムードの横溢したエレガントなヴォーカル曲ですが、この曲、7話(だったか?)の、夜のナイトクラブで神代正樹と麗奈が会うシーンのBGMにも使われています。
来月発売のCD-2では、インスト版(カラオケ)を収録していますので、あの曲をお好きな方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。(ちなみに、仏語の歌詞はCD-1のライナーに掲載ずみです)

12話冒頭、パトカー内でかかっていたラジオの「ジングル・ベル」も、鷺巣さんの手による編曲・演奏。
さて、あさって(12/24)はいよいよクリスマス・イヴですね。
「血の聖夜」(←12話タイトル)なんてことにならず、世界中が穏やかに過ごせますように・・!

スカルマンの音楽世界(1)

スカルファンのみなさん、こんばんは。

今、1/25発売のサウンドトラックCD-2の制作が大詰めにきています。
プルーフ盤というものが出て、これで収録音源の最終確認をするんですが、
聴いていると、どの曲からも、ほぼ1年前のいろんなできごとが思い浮かびます・・。
そこで、これからしばらく、スカルマンの音楽世界を振り返ってみたいと思います。

鷺巣詩郎さんから、最初の音源が送られてきたのは、まさにちょうど1年前。
ご存知の方も多いと思いますが、あの、トレーラー用の180秒のプロモ音楽でした。

前半がズーンと凄みのあるホラー調。後半が勢いのあるフュージョン調。
ロンドンの鷺巣さんからのメールには、
「前半は王道、後半は冒険してみました」という意味の註釈がありました。

(この項、つづく)

ジャケット

スカルファンのみなさま、こんばんは。

HPトップのDVD発売コーナーに、
DVD7巻とCD-2のジャケット写真をアップしましたので、
どうぞご覧下さい。

どっちも、スカルマン2号(隼人スカルマン)がかっこいいですよ!
CDのほうは、1作目をお持ちの方が合わせて持っていていただけるように、
ジャケットや盤面、インナー、帯など、
前作とペアになるデザインにしましたので、どうぞ愛蔵版としてお楽しみください。
そして・・鷺巣さんのサウンドは、今回ももちろん最高です!