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X-12

最終話で使う撮影素材を得るために、#1から#22までの膨大なペイントデータの中からこれはと思えるものを、バイト・カトウ君、去り際のミゾグチ君、助監カワムラ君、特効タニグチ姐、制作シライさんらの手で次々とリストアップしてもらい、現物を引っ張り出してもらったものを、モニター上に並べてみる。#1以来、となればこれは否応もなく歴史を感じてしまう。

「これってロベルタの手だっけ?」

「こっちはエダの手」

「ああ、このときはこんなことしてたんだ」

「拡大してみるとこんなディテールだったんだ」

そこにあったのは、我々が通り抜けてきた日々の足跡だった。

懐かしく、ちょっとばかり心をゆすぶられる。